初心者さん向け簡単リメ缶、リメ鉢つくり①準備編

初めてのリメ缶リメ鉢つくり

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リメ缶、リメ鉢に挑戦してみたい!だけど何をどのようにしたらいいのかわからない初めてチャレンジの方向けに気軽に簡単に作れるリメ缶、リメ鉢の作り方をご紹介いたします。

リメ缶・リメ鉢作家 準備編

何をつくりたいのか考える

例えば観葉植物を育ていると子株ができたり、今の鉢では小さくなったりして植え替えが必要になります。そんな時、植木鉢を買うためにお店に見に行ったりするのですが、自分の気に入った植木鉢がないなーって思うことがよくあります。

こんな色だったらいいのに・・・こんな形だったらいいのに、こんなデザインだったらいいのに・・なんて思うことないでしょうか。ないなら作ればいい!!から始まるリメ缶、リメ鉢作り。

自分にもつくれるのかな?

と思っちゃいますが…

やる気があれば必ず作れます!

私も自分にできるのかなぁ…?

と思っていましたが、やればできる!

やってみないとやれるかどうかわからないので、とにかく挑戦してみることが大事だなーと実感しています。

植物を育てている方の家には使わなくなった素焼きの鉢やプラ鉢など数知れずあり、いざ使うときには、洗ってもこすっても汚れが取れないなど見かけが悪くなっていたりしています。

捨てるに捨てられずたまっていく一方。

プラ鉢は定番の白や黒、グレーなど決しておしゃれとは言えない見かけ。

缶に関しては、みかんの缶詰、桃の缶詰、シーチキンの缶、ビール缶、赤ちゃんのミルク缶、お茶缶など使用後何もしなければ、リサイクルはできますが家の中でかさばるゴミ。

お家の中を見回してみると意外とリメイクできるもの、リメイクしたらまた日の目を浴びる子など、たくさんあります購入しなくても我が家は宝の宝庫です!

今回は植木鉢編ですが、植木鉢に限らずまずは小さいものから、これを自分好みに変身してみることから始めてもいいですね。植木鉢以外のリメイク方法はのちに、ご紹介いたします。

それをどんな風にしたいのか想像する

第一歩を踏み出したのはいいけれど、何をどのようにすればいいのかわからないから始まります。

色を付けるために何が必要なのか?そのまま好きな色を塗るだけでいいのか、それとも塗る前に何かしなければいけないことがあるのか?なんの塗料を使えばいいのか?筆の大きさは、種類は、長さは、高いのがいいのか、100円均一の物でもいいのか、など様々な疑問が出てきます。

制作する作品を絞る

今回はリメ缶、リメ鉢編なので鉢と缶に絞っています。アクセサー作り、布製品など分野が違うものを一緒に作ると管理も大変なので作るものは絞るほうがいいです。

とは言っても関連するものは同時進行で作成したりします。例でいうと鉢に刺すピックや植木鉢の土の上に飾る粘土細工、少し慣れてくると木工細工で道具入れを作ったり、木製の鉢をつくったりすることもありますが初めからなんでもできるわけではありません。一歩ずつ前に昨日の自分より今日の自分が一歩前進するイメージでコツコツと地道に行っていくことから始まります。

準備するもの8選

植木鉢、空き缶、プラ鉢

綺麗に洗い乾かしておく

塗料(まず高いものではなく100円均一の物で練習)

塗料を付着させるためのプライマー、下地塗料、塗料、トップコート、保護ニス、全て水性の物を準備。仕上がりが艶々してるのがいいのかマットな感じがいいのかで艶あり、艶けしがあるのでお好みで購入。プライマー(塗料がしっかりつくため塗るもの)に関しては素焼き鉢には必要がないためプラ鉢や缶など表面がつるつるしているものをリメイクしたい人は、塗料との密着性を高めるために必ず使用するようにしましょう。プライマーは有機溶剤系もありますが、専用液で筆を洗ったり、屋内での使用は避けたほうがいいため使いづらいので簡単に使用できる水性がおすすめです。

 

100円均一の塗料練習したら次に本格的な塗料に挑戦してみてもいいですね。

ターナーミルクペイントは永乳業のミルク原料を使用した天然由来のペイントで、色合いが可愛くてお気に入りの色が必ず見つかるはずです!全て水性で塗料独特のにおいもほとんどありません。

なめらかな質感で伸びがよくとても塗りやすいのが特徴です。

乾燥後、アンティーク調に仕上げる際にも仕上げやすい淡い色が多く、すごくかわいく、かっこよく、おしゃれに仕上げられます。

仕上がりはマットな感じで、乾燥後には耐水性もあり使い勝手の良い塗料です。

プライマー、トップコートもすべてそろいます。

※ホームセンターにも販売されていますが種類が少なかったり、販売されていないホームセンターもあります。

塗料を塗る筆

はじめは高いものは使わず、まず100円均一の筆を使って練習しましょう。

ナイロン刷毛、動物の毛を束ねた刷毛のメリットデメリット

【ナイロン刷毛】

・メリット…塗料がダマになりにくく塗りやすい。洗いやすく付着した塗料がすぐ落ち綺麗になる。

・デメリット…毛がナイロンのため塗るときに塗料が周りに飛びやすい。塗料をのせるときに筆跡がつきやすい。

 

【動物の毛を束ねた刷毛】

・メリット…毛が柔らかく色をのせるときに筆跡が目立ちにくい。塗料が周りに飛びにくい。

・デメリット…筆の毛が抜けやすく色をのせるときに抜けることがあるため付着した毛を塗料が乾く前に取り除く必要がある。使用する前に毛先をさわり抜けやすい毛は事前に取る。色がしみこみやすく台所用洗剤など使用してしっかりを洗う必要がある。

使用する用途に合わせ私は使い分けています。

塗料がついてもいいエプロンもしくは汚れてもいい服装

いつの間にかズボンや上着の袖などに塗料が付着します。汚れてもいい服装と膝まで隠れる作品制作のためのエプロンを使用するのをおすすめします。水性塗料でも一旦衣類に付着した塗料は洗濯では落ちません。

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私も愛用しているエプロン!

見た目もおしゃれで汚れも安心撥水加工。わずかに帆布らしい味わいのある生地と本革製のアクセントがあり高級感があります。
おなかには部分には小物の収納に便利な間仕切りのあるポケットがありすぐ取り出したいもの(マスキングテープやハサミなど)、胸元にはスマホが収納できるやや小さめのポケットとペンや工具をさして使えるスペシャルポケットがついているので一か所であまり動かずに作業したいときには必要なものをポケットに入れておくと便利です。

手に密着する薄手の手袋

塗料を塗る手は必ず汚れます。手についた塗料は洗えば落ちますが下地塗料はしっかり付着するため洗っても取れにくい傾向にあります。何度も強く手をこすり洗いすると皮膚が痛むので手袋を使用し手の保護をしましょう。手の大きさに合わない手袋は細かい作業をする際に不便なので密着型の手袋を使用するようにしましょう。

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私は黒の手袋を使用しています。たびたび筆やスポンジを洗い手にも塗料が付着するため何度も手を洗うことになります。ゴム手袋は使い捨てではありますが、前にも述べたように水性塗料なので洗えばほぼ取れます。

手袋は破れない限り使用できるので100枚もあれば数カ月使用することができます。ちなみに私は身長164㎝で手袋サイズはMサイズを使用しています。

色を塗ったものを乾かすために使用する網

塗料をのせたら乾くまで放置。なのですが乾いていない塗料は手に付着するようにあちこちに色がついてしまいます。そうなると大変なので100円均一でバーベキュー用の網を購入しておきましょう。足つきの網もありますが足つきは、かなり小さめなので小さいものより大きめの網にすると作った作品が多めにのせることができ作業もはかどります。時短するためにドライヤーを使うこともありますが急激に乾かすことで、塗料がひび割れたりすることもあるので自然乾燥がおすすめです。一気に厚塗り注意!塗料が均一に乾かないとひび割れの原因になります。

ナイロンクロス

安心して色塗りができるように作業台、床には汚れてもいい、しみこまないクロスを使用しましょう。

私はレジャーシートやラピング用のナイロンシートを使用しています。

誤って床にこぼしてしまった場合は速やかに拭くようにしましょう。ワックスが効いていない床にこぼれた場合は、床にすぐしみこんでしまうため拭いても取れません。

紙やすり

つるつるした缶やプラ鉢はやすりで表面に傷をつけざらざらな感じにし塗料が付着しやすいようにしておきます。金属にやすりをかけるときの音が苦手な人もいると思うので耳栓があると嫌な音が緩和できます。

細かいことを言うとまだ準備するもの、あった方がいいものはありますが、これさえ揃っていれば、とりあえず作業できるものを今回ご紹介いたしました。

これで下準備は完了。

続きは下塗り実践編でお逢いしましょう!

 

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